先日開催された やさいWAVE主催の「いつぼさんのトマトの会」
トマトを生産されている「井坪さん」の圃場を訪問した時のこと・・・・。
井坪さんのこのトマトの味のイメージは「昔ながらのトマト」
程よい酸味と甘みのバランス!!そして旨味
フルーツトマトをはじめ糖度が美味しさの指標となる中
敢えて一線を画した味の追求・・・・。
どうして? と尋ねたら・・・
「自分は昔から食べていてその味が一番好きだからと・・・」
そして「親が(井坪さんのご両親はきゅうりを主とした農家さん)つくってきた
この素晴らしい土壌がそういう味のトマトを生み出す大きな要素になってますから・・・」と
一般的には「懐かしい・・・」とその味を評価いただけるのだが、若い世代には??? 今ひとつなんだとか
酸味というものが受けいられないという声もあるとか・・・・。
でも、そんな声にはまったく揺らぐことのない力強い想いが感じられた。
野菜の主流は「糖度の高さ」・・・。「あまい」がキーワード
そんな中、若い生産者があえてその流れにのらず自分の目指す味を明確に持たれていることに
すごく驚かされた。
しかも親の功績を認め・・・今の自分はまだ未熟であると。。。。
そして、いつか親を超えたいと・・・・。
多くを語らないけれども一つ一つの言葉にすごく想いがこめられていて
ただただ、凄いと!
この出逢いを大切にしたいと・・・。そして、応援していきたいと・・・・。
素晴らしい出逢いに感謝です!!!